「動画編集を始めたいけど、自分にセンスや才能はあるのだろうか」
「動画編集を始めたものの、なかなかうまくいかない…。」
「もしかして私、動画編集のセンスがないのかも…」
このように思っていませんか?
結論からお伝えすると、動画編集者として個人で稼いだり、企業で働くことに、センスや才能は必要ありません。
この記事では、動画編集のセンスとはそもそもなんぞやというお話から、動画編集者にセンスが必要ない3つの理由と、動画編集のセンスがないと感じる人がやるべき3つのことを紹介します。
この記事を読めば、「自分には動画編集のセンスがないかも…」と悩むことはなくなりますよ。
動画編集・映像制作のセンスや才能とは?
そもそも動画編集におけるセンスや才能とはなんでしょうか?
1. 他の人より上達が早いこと
動画編集におけるセンスはいろんな解釈がありますが、一つわかりやすい指標は「他の人より上達が早いこと」です。
例えば、AさんとBさんは全く同じタイミングで、全く同じ勉強法で、ゼロから動画編集を始めました。
Aさんは3ヶ月後に動画編集のスキルを身につけ、4ヶ月目には動画編集案件を受注したところ、Bさんはわずか1ヶ月後に動画編集のスキルを身につけ、2ヶ月目には動画編集案件を受注しました。
このようなAさん、Bさんがいた場合、Bさんの方が「センスが良い」と言えるでしょう。
2. 観る人の心を動かす動画を、感覚だけで作れてしまうこと
他には、特にマーケティングなどを学んでいないにも関わらず「観る人の心を動かす動画を、感覚だけで作れてしまうこと」も、動画編集のセンスがあると言えるでしょう。
一般的に、観る人の心を動かすためには、マーケティングや行動心理学などを学ぶことが必要です。
そういった分野を一切学んでいないにも関わらず、「こういった動画はウケそうだな」と、感覚だけで作れるのは「センスがある」と言えるでしょう。
動画編集・映像制作にセンスや才能は必要ない3つの理由
では動画編集者として仕事をしていくには、ここまで紹介したセンスや才能は必要でしょうか?
結論、動画編集にセンスや才能は不要です。必要ないと言える理由は3つあります。
1. 動画編集の技術は後天的に身につくものだから
一番大きな理由は、動画編集の技術は先天的なものではなく「後天的」に身につくものだからです。
動画編集の技術とは、次のものがあります。
- 動画編集の基本的な技術(カット編集、テロップ挿入、アニメーション作成など)
- 動画編集ソフトを使う技術(Adobe Premiere ProやAfter Effectsの使い方など)
こういった技術は全くもって先天的なものではなく、何歳になっても後天的に身につけることができます。
動画編集の技術はセンスとは全く異なるものなので、生まれ持ったセンスは必要ありません。
2. センスのない人も動画編集者として仕事ができているから
世の中で活躍している動画編集者が全員センスのかたまりなら、動画編集者になるにはセンスが必要と捉えることもできます。
しかし実際は、センスが全くない人でも、動画編集者として仕事ができているのが実態です。
例えば、未経験から動画編集を学び、個人で月5万円以上を稼げるようになった人は、年齢問わず数えきれないほど存在します。
Youtube人気や5Gの始まりによって動画市場は年々拡大しており、動画編集者の仕事もどんどん増えている状況です。
ですから、動画編集の正しい技術さえ学べば、センスがない方でも十分仕事になりますし、食べていけているのです。
このように、センスがない人でも動画編集者として仕事ができているため、動画編集者に必ずしもセンスは必要ないと言えます。
3. 動画編集はセンスより大事なことがたくさんあるから
さらにいうと、動画編集はセンスよりも大事なことがたくさんあります。
例えば前述した動画編集の技術は、センスよりよほど重要です。
センスがあるからといって正しい技術を学ばないと、必ずどこかでトラブルが起きたりと痛い目を見ることになります。
また技術面以外でも、以下のようなスキルも重宝されます。
- 営業スキル
- ヒアリングスキル
- ディレクションスキル
営業スキルとは、クライアントから案件を引っ張ってくる力です。営業スキルを持っている動画編集者は少ないですが、裏を返せば、営業に慣れている方であれば、その時点でかなり有利になります。
クライアントとコミュニケーションを取るためのヒアリングスキルも重要です。クライアントが求めていることを丁寧に汲み取り、動画に反映できるヒアリングスキルはかなり重宝されます。
ディレクションスキルは、近い将来、動画編集者を束ねるディレクターのポジションを目指すなら必要なスキルです。チームとしてプロジェクトを回し、たくさんの動画編集案件を納品できる体制を作れば、動画編集分野で月100万円を得ることも夢ではありません。
このように、動画編集はセンスよりも大切なことがたくさんあるのです。
ですから「自分にはセンスがない」と悩むより、「動画編集者に必要なスキル」を一つでも取りにいった方が、間違いなく未来にプラスになりますよ。
動画編集・映像制作のセンスや才能がないと感じる人がやるべき3つのこと
では動画編集のセンスや才能がないと感じる人は何をすればいいか、やるべきことは大きく3つです。
- 動画編集の正しい基本技術を身につける
- 動画編集者に必要な基本技術以外のスキルも学ぶ
- 実務経験をたくさん積む
1. 動画編集の正しい技術をまず身につける
動画編集者に一番必要なのは「正しい技術」です。
動画編集の正しい技術は前述しましたが、もう一度挙げると次の通りです。
- 動画編集の基本的な技術(カット編集、テロップ挿入、アニメーション作成など)
- 動画編集ソフトを使う技術(Adobe Premiere ProやAfter Effectsの使い方など)
これらの基本的な技術を正しく学ぶことが、動画編集者として稼いでいく確かな土台となります。
例えば今あなたがまだ未経験なら、まずは正しい技術を身につける必要があります。
一方あなたがすでに動画編集を学んでいて、でも正しい技術が身についているか不安な場合は、もう一度基礎から学び直すことも必要かもしれません。
動画編集の正しい技術を学ぶ方法
では動画編集の正しい技術を学ぶ方法とは何か?
結論、プロの動画編集者から直接学べる「動画編集スクール」を利用することが一番おすすめです。
動画編集スクールのメリットは、現場で実際に使われる技術やノウハウを学べることです。
動画編集は独学で学べないことはないですが、時間がかかる上に、途中で挫折しやすいことがデメリットです。
加えて独学の場合、身につけたスキルがすべて「我流」になってしまい、現場に出たら苦労する可能性もあります。
動画編集スクールであれば、プロが日常で使っている現場の技術やノウハウを学べるため、独学とはどうしても大きな差が出てしまうのです。
ですから、動画編集の正しい技術を学ぶなら、動画編集スクールでプロから学ぶことを強くおすすめします。
【注意】動画編集スクールの質は良し悪しあり【良いスクールを選ぼう】
動画編集スクールが良いとはいえ、中には質が良くないスクールもある点は注意が必要です。
動画編集で正しい技術を学ぶなら、確かな品質が伴った動画編集スクールを選ぶようにしましょう。
とはいえ、どのスクールが良いかなんてわからないですよね。参考までに、おすすめの動画編集スクールは以下記事で紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
詳細記事動画編集スクールおすすめランキング!人気の10校を徹底比較
これまで10社以上のスクールを取材や調査した経験から、「ここなら未経験から稼げる動画編集者を目指せる」と断言できるスクールのみ厳選しています。
2. 動画編集者に必要な技術以外のスキルも学ぶ
動画編集の正しい技術をスクールで学んだら、技術以外の以下スキルも学んでいきましょう。
- 営業スキル
- ヒアリングスキル
- ディレクションスキル
これらのスキルは、ご自身で本を読んで実践等を繰り返すうちに、徐々に身についていきます。
ちなみに、営業スキルやヒアリングスキル、ディレクションスキルも、動画編集スクールであれば一貫して学ぶことができます。
スクールの場合、動画編集案件を前提にした営業・ヒアリング・ディレクションを学べるので一番効率的です。
一人でできるか不安であれば、最初のうちはスクールに頼ることは良い選択になるでしょう。
3. 実務経験をたくさん積む
正しい技術やスキルを学んだら、あとは実務経験をたくさん積むことです。
ここまで紹介した方法で行動していけば、あなたが未経験でも実務案件を受注し、経験値を増やすことは十分可能です。
実際の案件で経験を積んでいけば、その間は当然収入は生まれます。
「お金を得ながら経験を積むこと」ができるのは、未経験でも案件受注しやすい動画編集ならではのメリットといえるでしょう。
このように行動していけば、動画編集のセンスや才能が一切なかったとしても、動画編集者として独り立ちし、安定的に稼ぐことは十分実現できますよ。
動画編集・映像制作にセンスや才能は必要ない
記事の内容をまとめます。
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- 動画編集にセンスは必要ない
- 動画編集はセンスよりも正しい技術やスキルを身につけることがよっぽど重要
- 動画編集の技術やスキルは後天的に身につくものばかり
- 動画編集者として稼ぐ方はセンスがない方もかなり多い
述べてきた通り、動画編集にセンスや才能は不要です。
センスや才能にあぐらをかくよりも、正しい技術やスキルを身につける方が、結果的に安定した動画編集者になることができますよ。
いずれにしても、まずは動画編集の正しい技術を学ぶことが最初の一歩です。
センスや才能を過度に気にすることなく、毎日技術や経験を積み上げていきましょう。
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