「動画編集に向いている人ってどんな人?」
「自分は動画編集には向いていないんじゃないかな…」
「動画編集の向き不向きや適正が知りたい」
このように悩んでいませんか?
動画編集は向いている人・向いていない人が分かれる分野です。もしかしたらあなたは動画編集に向いていないかもしれません。
そこでこの記事では、動画編集者に向いている人の7つの特徴と、向いていない人の4つの特徴を、これまで数多くの動画編集者を見てきたプロの目線から解説します。
3分ほどで読めますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
動画編集に向いている人の7つの特徴
- コツコツ作業ができる人
- 時間管理ができる人
- 相手を嫌な気持ちにさせないコミュニケーションが取れる人
- 動画が好きな人や興味がある人
- 自分から行動を起こせる人
- 時間や場所にしばられず働きたい人
- フリーランスや副業を目指している人
動画編集に向いている人の特徴は7つです。実際の仕事のシーンも取り上げながら、具体的に解説しますね。
1. コツコツ作業ができる人
コツコツ作業ができる方は、それだけでも動画編集に向いています。
動画編集の仕事は、細かい作業も多いです。例えば、動画をカットしたり、テロップを挿入したり、BGMをつけたり、効果音を挿入したりと、コツコツ作業することもたくさんあるんですよね。
実際のところ、コツコツ作業ができる人は意外と多くありません。私はこれまでいろんな動画編集者に仕事を依頼してきましたが、その中でもコツコツ作業ができる人は半分くらいでしたね。
コツコツ作業ができる時点で、大きなアドバンテージがありますよ。
2. 時間管理ができる人
時間管理ができる人も、動画編集者に向いている可能性が高いです。
動画編集者として仕事をする場合、時間管理は必要なスキルです。なぜなら、動画編集は誰かの仕事を受注し、動画編集を代行する「クライアントワーク」が中心となるからです。
クライアントがいる以上、いつまでに動画編集案件を納品するという「納期」はつきものです。決められた納期をオーバーしてしまうと、クライアントの事業計画に影響が出てしまいますから、まず避けないといけません。
その点、時間管理ができる人なら、クライアントの求める納期までに成果物を納品し、クライアントの期待を獲得できます。
私がこれまで動画編集者を見てきた中で、時間管理ができない人も半分くらいは占めていました。時間管理ができる時点で、動画編集者としてかなり向いていると言えるでしょう。
3. 相手を嫌な気持ちにさせないコミュニケーションが取れる人
相手を不快にさせないコミュニケーションをとれる人は、動画編集者としてやっていける素地があります。
動画編集者は、ただ動画を編集する仕事ではなく、クライアントとコミュニケーションをとることも多い仕事です。
- 相手を不快を感じさせないやり取りが取れる
- 礼儀が正しい
- 最低限のマナーが守られている
このような、一般的なコミュニケーション力があると、動画編集者として信頼を勝ち取りやすくなります。
特に動画編集者の世界は「コミュニケーションを一切取りたくない」という方も参入してくる市場なので、コミュニケーション面におけるライバルは全く強くありません。
営業マンのように高いコミュニケーションスキルも一切不要です。誠実なやり取りをスピード感早くできるだけでも、動画編集者として上位になります。
4. 動画が好きな人や興味がある人
動画編集の仕事はどこまでいっても「動画」に関わることとなります。「動画に触れているだけで楽しい」というレベルの人はもちろん向いていますし、「動画になんとなく興味関心がある」「動画は将来性も高そうだし」といった興味関心レベルでも十分OKです。
動画編集の仕事はコツコツ作業することが多いので、モチベーションの源泉となる「好き」「興味関心」という感情があると、シンプルに続けやすくなるのです。私の周囲の動画編集者でも、「動画が好きでたまらない」という方は、やっぱりスキルも実績も収入もどんどん伸びていますよ。
だからこそ、動画が好き・興味がある方は、それだけでも動画編集に向いていますよ。
5. 自分から行動を起こせる人
自分自身から行動を起こせる人は、動画編集者の中でも一歩抜きん出た存在になれます。
動画編集の仕事を「クライアントから依頼された仕事をただ納品する」と考えると、少しミスマッチが起こります。クライアントから依頼された仕事を納品するだけでもお金はもらえますし、月10万円くらいなら十分目指せますが、より高単価の動画編集者を目指すなら、自分から行動を起こすことが必要となるからです。
例えば「自分からクライアントに提案すること」は、動画編集者として重宝される行動の一つです。「この動画はここをこうした方が、もっと反応率が取れると思います」といった風に、クライアントに対して提案できると、クライアントからするととても嬉しいことです。
また、動画編集者として将来的に独立を目指す場合、SNS等で有名な方や、身近に発注してくれる人や企業がいる方除き、ただ待っていても仕事は降ってきません。このときもクラウドソーシングサイト等で案件に応募するなど、自ら起こす行動が必要となります。
自分から行動を起こすのが苦手な人が動画編集者は多いです。ですから、自分から行動を起こせると、その時点でかなり優位になります。
6. 時間や場所にしばられず働きたい人
動画編集者は、パソコンや動画のデータさえあれば、時間や場所にしばられず、自由に働くことを実現しやすいです。
極論、納期と一定のクオリティさえ守っていれば、あなたが沖縄で仕事をしても、ハワイで仕事をしても、全く問題ありません。
最近は時間や場所にしばられずパソコン一台でできる仕事も増えてきましたが、動画編集はその最たる仕事の一つです。
実際に私の知人の編集者は、沖縄県で海の近くに住みながら、東京の高単価案件をこなしています。生活コストを抑えながら高収入を目指せる働き方ですね。
会社に通勤して、毎日朝から夜まで働く生活に疲れた方は、動画編集者の働き方は魅力的に映るはずですし、天職になるでしょう。
7. フリーランスや副業を目指している人
最近はフリーランスや副業の働き方に興味を持つ方が増えましたが、フリーランスや副業は「向いている仕事」と「向いていない仕事」があります。
動画編集者は紛れもなく前者の「向いている仕事」ですので、フリーランスや副業を近い将来目指す方には、特に向いていると言えるでしょう。
動画編集はスキル習得までの時間が短く、未経験でも早ければ数ヶ月程度で月5万円以上を稼ぐことも十分目指せます。
他のスキルだとさすがにもっと時間がかかるので、フリーランスや副業を目指す方の中でも、「いち早く個人で稼ぐ経験を積みたい」という方は、動画編集はかなり向いていると思います。
「動画編集の副業」「フリーランス独立」については、以下記事で詳細をチェックしてみてください。
関連記事未経験から動画編集の副業で収入を得る方法!始め方や案件単価、必要ソフトも解説
関連記事フリーランス動画編集者として独立し、食べていく方法や収入・年収事情
動画編集に向いていない人の5つの特徴
- コツコツ作業が全くできない人
- 期限を守れない人
- 人とコミュニケーションを一切取りたくない人
- 動画に全く興味関心がない人
- 100%指示待ちの人
一方で、動画編集に向いていない人の特徴をまとめると上記5つです。
1. コツコツ作業が全くできない人
動画編集の仕事は細かい作業が多いため、コツコツ作業自体が全くできない人は、動画編集に向いていない可能性があります。
とはいえ、「コツコツ作業はちょっと苦手」というレベルであれば、意外と動画編集者としてうまくいく方も多いです。
「コツコツ作業自体に拒否反応が出てしまう」
「自分は営業みたいに人と関わる仕事の方が間違いなく向いているし天職」
上記のような方以外は、この点はそこまで気にしなくても良い印象です。
2. 期限を守れない人
動画編集者として致命的になり得るのは「期限を守れないこと」です。
動画編集はクライアントワークが基本であり、クライアントの期待は「期待通りの制作物を、期日までに納品してもらうこと」となります。
期日までに納品することは絶対条件ですから、「ちょっと仕事が立て込んでいて遅くなっちゃいました」というのは基本的に通用しない世界と捉えて良いです。
時間管理はやれば誰でもできるものなので、先天的にできるできないが分かれるものではありません。現時点で期限を守れない人は、日々の仕事に向き合い方や時間の使い方を、今一度見直してみると良いでしょう。
3. 人とコミュニケーションを一切取りたくない人
動画編集はコミュニケーション量がそこまで多くない仕事ではありますが、クライアントと一定のコミュニケーションを取る場面はあります。
ですから、「人とはもう一切会話したくない」「コミュニケーションが少しでもある仕事は嫌だ」という方は、動画編集は向いていないと言えるでしょう。
とはいえ、「ちょっとくらいのコミュニケーションなら問題ない」という方は、動画編集は他の仕事と比べるとコミュニケーション量は多くないので、この点もそこまで気にする必要はないでしょう。
4. 動画に全く興味関心がない人
前述通り、動画編集の仕事はコツコツ作業が多く、時に大変さを感じることもあります。
そんなとき、意志の強さでやり切れる方なら良いですが、そうでないなら、動画に関する好きという感情や、興味関心という感情があった方が、大変なときも続けやすくなることは事実です。
一方で、動画が全く好きじゃない、そもそも興味関心も一切ない方は、動画編集で辛いことや大変なことが起きたとき、途中でやめてしまう可能性はあるでしょう。
ですから、動画に好き・興味関心がない方は、動画編集には向いていない可能性がありますね。
5. 100%指示待ちの人
動画編集の仕事は100%指示待ちでも、最初の頃は仕事になります。
ですが、クライアントからの期待を多く獲得したり、フリーランスとして独立を目指すような方は、自分から行動を起こすことはどうしても必要となります。
「自分で行動するのは本当にできない」
「何から何まで全て指示してほしい」
という方は、動画編集者として独り立ちを目指すなら、少し向いていない可能性があります。
100%指示待ちが良い方は、動画編集でフリーランスや副業で稼ぐよりも、公務員などをやっている方が向いているでしょう。
動画編集の向き不向きは気にする必要がない理由
動画編集に向いている人・向いていない人の特徴を紹介しましたが、実は向き不向きは気にする必要はありません。
なぜなら、向き不向きはあくまで目安に過ぎず、結局は行動してみないとわからないものだからです。
例えば、動画編集に向いていない特徴の人が、実際はものすごく動画編集者に向いていて、大成した事例もあります。逆に、動画編集者に向いている特徴の人が、実際は動画編集者に向いておらず、途中で進路変更したケースもあります。
実際にところ、動画編集のセンスはそこまで関係ないんですよね。
向き不向きは自分次第で変えることもできる
さらに言えば、動画編集の向き不向きは、自分次第で変えることも可能です。
例えば、人とのコミュニケーションが苦手な方は「コミュニケーション術を学ぶこと」で、コミュニケーションの苦手を克服することが可能です。
また、時間管理ができない人は「時間管理ができる人のやり方」を取り入れることで、時間管理が得意になることもできます。
このように、動画編集の向き不向きは「先天的」ではなく、後から直せる「後天的」なものばかりです。
「動画編集は難しい」と思われがちですが、動画編集の難易度は難しい?本当は難しくない3つの理由で解説している3つの理由からも、そもそも動画編集は難しくありません。
動画編集は難しくなく、結局は自分でやってみないとわからないものですから、まずは行動を起こし、行動を一定期間は継続することが必要ですね。
動画編集の適正別のおすすめ行動プラン
動画編集の向き不向きは気にする必要はありませんが、それぞれの適正でのおすすめ行動プランはあります。
動画編集に向いている人と向いていない人でそれぞれまとめて紹介しますね。
動画編集に向いている人
動画編集に向いている人は、適正も味方していますから、行動していけば良い未来はすぐそこです。
- 動画編集を始めてないならまず始めてみる
- すでに始めている人は行動をやめずに継続する
こういった行動を起こし、継続するだけでも、動画編集者として個人で月10万円を得たり、近い将来フリーランスになることも十分目指せますよ。
動画編集の始め方はどうすればいい?
「何から始めればいいかわからない」という方は、独学で勉強するか、あるいは動画編集スクールで勉強するか、方向性を決めましょう。
独学とスクール、それぞれ始め方を以下記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください↓
- 独学で勉強したい方:動画編集を独学で勉強する方法・学習ロードマップ!何から始めるべきか
- 動画編集スクールで勉強したい方:動画編集スクールおすすめランキング10選
動画編集に向いていない人
結論、向いていないからといって、動画編集にチャレンジすることを諦める必要はありません。
- 動画編集をまだ始めていないなら、動画編集に向いている人の特徴を意識して行動する
- 「向いていないから」と卑屈にならず、ポジティブに行動を続ける
こういった行動をするだけでも、自分自身が成長し、動画編集に向いている人の特徴に近づくことができますよ!
まとめ
- コツコツ作業ができる人
- 時間管理ができる人
- 相手を嫌な気持ちにさせないコミュニケーションが取れる人
- 動画が好きな人や興味がある人
- 自分から行動を起こせる人
- 時間や場所にしばられず働きたい人
- フリーランスや副業を目指している人
- コツコツ作業が全くできない人
- 期限を守れない人
- 人とコミュニケーションを一切取りたくない人
- 動画に全く興味関心がない人
- 100%指示待ちの人
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